- 3世代ほど前の話
- 23.10.13
父がまだ駆け出しで祖父の助手をしていた頃、
お肉の仕入れ方法は今とはまるで違っていました。
今では公設市場に上場されるお肉を買付けますが、
当時はコチラが近隣の各農家さんに農耕用に仔牛を預けて、
良い感じに育った牛さんを次のと入れ替えてお肉を確保していました。
農業の機械化や家畜伝染病の予防等の影響で途絶えて久しいのですが、
今でもお付き合いのあるお家があるんです。
先日も秋の収穫物のお裾分けをいただきました。
開店前の店舗にニコニコと入って来られるのですが、
当時を知っている叔母がいなければ「どちら様??」と、
ケッコウな塩対応をしてしまったかも知れません。
取引なんて軽く50年以上も前に
途絶えているのに季節の折々にお裾分けを届けていただいております。
叔母が「よっぽどお爺さん(2代目)が手厚い事してはったんやな。」
と、しみじみと語っておりました。
最近、口伝するかのように昔の事をツラツラと語る
叔母の事が稗田阿礼かなんかに思える時がありますw
何かの歴史書が編纂出来そうな気がしてきました。
和牛一筋
黒毛和牛専門店 笠庄
1F 精肉店
2F お食事処
〒619-0214 京都府木津川市木津清水50
TEL0774-72-0012(ご予約お待ちしております)※お昼食は予約優先制とさせて頂いております。
京都・奈良観光へお越しの際は是非
笠庄の自慢の和牛をゆっくりとお楽しみ下さいませ。