鹿児島黒牛 うしの中山A5 BMS9牝
20.03.16

今日、市場で枝肉の下見に冷蔵庫に入る時に

市場職員の若い子に「今日の中山さんはアタリばっかりッスよ」と

言われたので不安な気持ちがムクムクと湧き上がってしまいました。

 

ボクの怪訝な表情を察した職員さんは慌ててこう付け足しました。

「良い方のアタリっす。」

そう言われてようやく僕も状況が理解出来ました。

 

なんでこういうヤリトリになったかと言うと、

枝肉の瑕疵(かし)に「アタリ」という言葉があるんですね。

 

簡単に瑕疵を紹介すると、

ア・ シミ→血抜きの不備でお肉の味に影響があります。

イ・ 水腫→身に水分を多く含んだような状態です。通称ズル

ウ・ 脂肪が固まってしまった状態で通称はまんまシコリ

エ・ 生前のケガです。酷い時はその部位が潰れてます。通称アタリ

オ・ アタリが酷いので市場の人がその個所を切除した事。通称カツジョ

カ・ 各種奇形です。モノによっては影響ないモノも。

 

セリの際には瑕疵がこういうアイウエオで表示されています。

 

そういう事で最初に話を聞いた時に

ボクは「中山さんの出荷分は傷だらけだった」と受け取ったワケです。

 

 

実際は12頭のほゞ全てがA5だったという好調さでした。

 

販売協力会の会長さんやら組合の理事長さんに弾き飛ばされながら、

何とか1頭は確保出来ました。

 

業界用語もややこしいですなw

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和牛一筋

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