鹿児島黒牛にこだわる理由・3
21.06.15

先週は人生初の人間ドック何かがありまして、

ドタドタしてしまって更新の間隔が空いてしまいました。

 

1と2は勢いに任せてダダダって書けたんですが、

変に間が出来てしまうと

熱い文章を書くのが妙に気恥ずかしくなってました。

 

これではイケないと思い、

ダラダラと序文を書く事で自身のテンションを高めております。

 

当店は鹿児島黒牛に拘っていると思われていると、

思われていますが厳密には違います。

 

敢えて言うなら、父と長年にわたって意見交換をして、

京都のお客様の口に合うような肉質への研鑽を積まれてきた

鹿児島の生産者さんに拘っている感じでしょうか?

 

鹿児島は畜産大国ですので、

一口に鹿児島黒牛と言っても品質は非常に幅があります。

 

京都に出荷される鹿児島黒牛は販売協力会の先人達と作り上げてきた、

ある意味で特別な鹿児島黒牛と言えるかも知れません。(個人の感想です。)

 

生前の父は「肉は照りなんや、庄太郎」と、よく言っていました。

正直、仕事を始めた頃は「はぁ???」と思いながら聞いていました。

 

自分で検品をするようになって、

父の口癖の意味が

経験を積む事と業界の先輩の分かり易い説明で理解出来ました。

 

照りとは冷蔵庫内でも溶け出すような融点の低い脂なんですね。

そういう脂身が口当たりのいい美味しい肉質に繋がります。

 

いくらA5であっても脂が固かったら脂のくどいお肉になりがちです。

 

先人達はそういう脂質のお肉を求めて、

鹿児島の一部の生産者さん達と交流を深めていったのです。

 

そんな父と長年交流があった「うしの中山」さんのお肉です。

脂がトロッとろ過ぎてこの時期は管理に気を使いますが、

これ位のが良いと思っています。

 

和牛一筋

黒毛和牛専門店 笠庄
1F 精肉店
2F お食事処

〒619-0214 京都府木津川市木津清水50
TEL0774-72-0012(ご予約お待ちしております)

※お昼食は予約優先制とさせて頂いております。

https://nadai-kasasho.com/

京都・奈良観光へお越しの際は是非

笠庄の自慢の和牛をゆっくりとお楽しみ下さいませ。

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