- 早起きは三文の徳
- 21.07.15
と言う諺を毎朝早きの息子に言いました。
すると、「三文って今のお金でいくら?」と切り替えされました。
「ン百円くらいかな?」と言うと、
「そんだけしか徳しないんやん、早起き損やん。」と、
何ともネットの投げ銭がン百万円になる時代の子供らしい返事が・・orz
でもさ、今日の早起き散歩は雷を体感出来て、
良い理科の勉強になったと思うよ。
田んぼの真ん中でゴロゴロ言い出したり、
家に帰ったら停電していたのは良い体験学習だったかと・・。
店の冷蔵庫が心配でヒヤヒヤでしたが。
去年みたいに冷蔵庫がBANしたら卒倒するトコロでした。
早期復旧で良かったです。
和牛一筋
黒毛和牛専門店 笠庄
1F 精肉店
2F お食事処
〒619-0214 京都府木津川市木津清水50
TEL0774-72-0012(ご予約お待ちしております)※お昼食は予約優先制とさせて頂いております。
京都・奈良観光へお越しの際は是非
笠庄の自慢の和牛をゆっくりとお楽しみ下さいませ。
- 鹿児島黒牛 A5BMS8牝 (有)ダイユー
- 21.07.12
時短営業になって、
お客様も多少は外食の気分になりやすいのか、
チョロチョロと、ですが御予約も入り始めてきました。
そうなるとロース当たりの在庫が心細いのですが、
大手の卸問屋さんの思惑で激しく動く相場が怖くて
在庫を確保するのも自重気味でした。
でも、そうは言ってらんなくなってきたので、
去勢の肉質に定評があるダイユーさんの牝を抑えてみました。
塩ラーメンが売りの店で味噌ラーメンを頼むような感覚でしょうか?
感性がマイノリティですが、美味しいと思うけどなー。
和牛一筋
黒毛和牛専門店 笠庄
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- 時短営業が7月25日まで延長です。
- 21.07.11
-
京都府からの要請されている時間短縮営業が25日まで延長されます。
21時までの営業時間で、酒類は20時30分までの提供です。
一応の目安として、1グループ4名までというお達しが来ています。
御不便をお掛けるする事、今しばらくご容赦ください。
何はなくてもワクチン接種ですね。
先日の最悪だった人間ドックのお陰で、
木津川市の基礎疾患持ちの優先接種に該当するようです。
細君の「お前だけ助かるつもりか!!」という罵声を華麗にスルーして
今週の第2次予約に挑戦してみるつもりです。
ボクが罹患するワケにはいかないじゃないですかー(棒)
不摂生もしてみるものですね。
人間万事塞翁が馬。
https://kasasho2983.com/
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- ニアミスです。
- 21.07.10
今週から息子の将棋は上級コースになりました。
本格志向の祖父の意向で小一時間ほど電車に揺られて、
関西将棋会館まで通っております。
教室に通い始めた頃からの目標を叶えたので、
ネット将棋での稽古にも気合が入ってました。
上級者相手に1勝を挙げるという目標を果たしたいのだそう。
でも、こうなると親の言う事は何一つ耳に入りません。
このモードに入ると色々と身の回りの事が疎かになるので、
口やかましくなってしまうのですが、
イラっとするくらい清々しく̪シカトぶっこいてきます。
そして今日の関西将棋会館では息子憧れの人である
藤井聡太王位・棋聖が対局を行っているようです。
まあ、直接観戦出来るわけではないのですが、
同じ建物にいる、というので若干浮かれていたように思います。
何時の日かサインとか貰えると良いな。
てか、高槻移転とか勘弁してくんないかなー?
木津川市から電車で行くの遠いんすよ。
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- ええ息子や・・・・。
- 21.07.04
先日の人間ドックの結果が出まして、
学力テストなら「落第」レベルのでした。
特にメタボの数値が酷くて、絵にかいたような肥満でした。
案の定、我が家の細君からは「良い加減、運動しろや!」と、
殺気のこもった注意をされました。
そうは言っても、
10年近くに渡って体内に「体脂肪」という名の怠惰を溜め込んだ身です。
素直に「うん、わかった。明日から運動する!」と言えずに
グダグダと難癖をつけて渋っておりました。
「痩せている肉屋に説得力があるか!」と、
宣っていた祖父や父からの歪んだ英才教育のせいにもしておきます。
でも、そんなやり取りを聞いていた息子が堪りかけたのか、
「パパ、一人で散歩行くの寂しいんやったら、僕も行くよ!」と、
泣けるような事を言ってきました。
そこまで言われてゴネてたら恥ずかしいので、
早朝に息子と語らいながら散歩を始めました。
こうして歩いてみると、
だいぶ拓けたと思っていた地元・木津川市もまだまだ田園地区ですね。
息子もコロナ禍で途切れがちだった
将棋教室でついに上級クラスに昇級したようで、
とても浮かれているようでした。
昨日の藤井二冠の初防衛戦の感想を聞いても
「まー、渡辺名人も人間だからね。指し間違える事もあるよ。」
と、完全に上から目線で語っておりました。
まぁ、本人以上に「試合で着る着物を用意しなきゃ。」と、
言い出している祖母が舞い上がっている気がします。
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- ホームページ改装完了しました!
- 21.07.01
先日から匂わせていたHPの魔改造が完了致しました。
この改造によって
HP上からのお肉のお取り寄せ販売が簡単になります。
「コロナ禍」で地方の家族に発送されるお客様が非常に増えまして、
従来のHP通販ではこういうニーズに対応しきれなかったので、
一念発起して大改装に踏み切りました。
まだまだオペレーションなど不慣れな点もあろうかと思いますが、
じっくりと育てていきますで宜しくお願い致します。
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- 新しい営業時間のお知らせです。
- 21.06.20
6月21日より新しい時短営業になります。
1グループ4名様までで最終は21時までになります。
そして、オマタせしました、オマタせしすぎたかも知れません。
20時30分までですが、お酒も提供できるようになります!
どーゆー根拠で4人が最大なのか?理解に苦しみますが、
しばらくは我慢を宜しくお願いいたします。
なお、父の日に向けて江籠畜産のお肉を確保していたんですが、
カット(部位の小分け)を依頼した業者さんが忘却してようで、
枝肉のまま強制熟成されてしまったA5 BMS8の姫牛を明日入庫します。
ホント、在庫が持ってくれて良かったです。
ヒヤヒヤでした。
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- 鹿児島黒牛にこだわる理由・3
- 21.06.15
先週は人生初の人間ドック何かがありまして、
ドタドタしてしまって更新の間隔が空いてしまいました。
1と2は勢いに任せてダダダって書けたんですが、
変に間が出来てしまうと
熱い文章を書くのが妙に気恥ずかしくなってました。
これではイケないと思い、
ダラダラと序文を書く事で自身のテンションを高めております。
当店は鹿児島黒牛に拘っていると思われていると、
思われていますが厳密には違います。
敢えて言うなら、父と長年にわたって意見交換をして、
京都のお客様の口に合うような肉質への研鑽を積まれてきた
鹿児島の生産者さんに拘っている感じでしょうか?
鹿児島は畜産大国ですので、
一口に鹿児島黒牛と言っても品質は非常に幅があります。
京都に出荷される鹿児島黒牛は販売協力会の先人達と作り上げてきた、
ある意味で特別な鹿児島黒牛と言えるかも知れません。(個人の感想です。)
生前の父は「肉は照りなんや、庄太郎」と、よく言っていました。
正直、仕事を始めた頃は「はぁ???」と思いながら聞いていました。
自分で検品をするようになって、
父の口癖の意味が
経験を積む事と業界の先輩の分かり易い説明で理解出来ました。
照りとは冷蔵庫内でも溶け出すような融点の低い脂なんですね。
そういう脂身が口当たりのいい美味しい肉質に繋がります。
いくらA5であっても脂が固かったら脂のくどいお肉になりがちです。
先人達はそういう脂質のお肉を求めて、
鹿児島の一部の生産者さん達と交流を深めていったのです。
そんな父と長年交流があった「うしの中山」さんのお肉です。
脂がトロッとろ過ぎてこの時期は管理に気を使いますが、
これ位のが良いと思っています。
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- 鹿児島黒牛にこだわる理由・2
- 21.06.04
父「おい、庄太郎。お父さん副会長になったぞ!」
私「えーっ、会長と違うやん。」
父「ゴラぁ!!!」
子供心に覚えている父親に洒落にならない位にドヤされた出来事。
これが今回の調べ物で昭和57年の出来事だった事が判明しました。
そんな話は置いておいて、
今回は鹿児島経済連が何故に牛肉の品質向上の手助けを
京都の買参人に求めた事情を書いていきます。
その当時の京都市場の買参人は小売を主とする店舗が主流でした。
そこが同じ大消費地でも、大手卸売業が主体の大阪との違いでした。
そこが京都と大阪どう違うのか?と言うと、
小売店が主流の京都市場の方がより消費者に近く、
品質への評価がダイレクトに聞けるという理由だったそうです。
販売協力会の活動によって、
父をはじめとする先人達と鹿児島との活発な意見交換が行われました。
当時、畜産先進地だった長野県に若手肥育農家を修行に出したりして、
肥育技術の向上への取り組みが行われたそうです。
それらの成果が目に見えて出てきたのか、
鹿児島からの出荷頭数も昭和49年の2200頭から
父が副会長に就任した昭和57年は3524頭になり、
8人で始まった販売協力会も22人までに拡大されています。
そして父は翌年の昭和58年に販売協力会の会長に就任しました。
ここから平成24年に急逝するまで職務に没頭する事になります。
この時期、父は鹿児島の生産者との取り組みに手応を感じていて、
頻繁に鹿児島に出向いて出荷地区の視察や意見交換をしていました。
あんまり頻繁に鹿児島に行くもんで、
庄太郎少年は「何でそんなに鹿児島好きなん??」と聞いた事があります。
その時、
「鹿児島の人は寡黙やけど良い人ばっかりや。
お父さんは鹿児島の人が好きやねん。」と、父は言っていました。
きっと当時はそんな純朴な方が多かったんですね。
今は・・・・今もそういう事にしておきます。
また随分と長くなってきたので、
一旦区切って次は販売協力会との交流で要望された
京都向け鹿児島黒牛があるという事を紹介したいと思います。
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黒毛和牛専門店 笠庄
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- 鹿児島黒牛にこだわる理由・1
- 21.06.01
当店が
鹿児島黒牛に拘っている事はお客様に浸透していると思います。
でも、
「そもそも、何で鹿児島なん?」
と言う疑問をお持ちの方も多いかと思われます。
と、いう事で「産地・鹿児島」との御縁について紹介いたします。
今でこそ、鹿児島黒牛は通称・和牛オリンピックを征して
「和牛日本一」を高らかに謳いドヤ顔のポスターを作っています。
しかし、
僕が生まれた頃(昭和49年)の鹿児島牛は現在とは随分と様子が違いました。
当時の鹿児島産和牛は皮下脂肪が多く脂質も粗悪で黄色み罹った事で
「薩摩のイモ牛」という蔑称がつくような有様だったそうです。
そんな状況を打破したい鹿児島経済連と
鹿児島の和牛に可能性を見出していた京都の買参人が協力する事になりました。
それが昭和49年3月の出来事、
8人のお肉屋さんで始まったグループが後の「鹿児島黒牛販売協力会」です。
これって結構レアな事態なんです。
基本、生産者と我々買参人の利益は対立します。
だって我々は安く仕入れたいし、生産者は高く売りたいんだから。
好き放題に買い叩ける鹿児島牛が高くなるように買参人が協力するんですから、
当時はこの活動が気に入らない人もいたようです。
実際、活動に熱心だった父にケンカを吹っ掛けた人もいたようです。
話は前後しますが、
当店が「販売協力会」に参加したのが翌年の昭和50年です。
で、これを記すにあたって色々と昔の記録やら話を整理いると、
聞いてた話とズレがあって新鮮でした。
この活動に熱心だったのは後に会長にもなる父で、
祖父は当時の鹿児島和牛の品質を不安視して気乗りはしてなかった、
と聞いていました。
でも、昭和55年の記録を見ると「副会長・笠置庄一」と記されており、
「案外、祖父ちゃんも乗り気だったじゃん。」と孫は思ったわけです。
そして昭和57年から祖父と代わって
「副会長・笠置義次」が表舞台に登場します。
長くなってきたので、続きは後日アップしたいと思います。
2では僕も間近で見てきた父の取り組みを紹介できたら、と思います。
和牛一筋
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